ブログ(会員限定) 米中貿易戦争は終わらない PART121
1日の米ISM製造業景況感指数が10年ぶりの低水準に落ち込んだことに加え、きのうの非製造業指数も52.6と市場予想の55.0を大幅に割り込んだことで、昨夜は日経が先物で2万1040円まで下落した。しかし、今日の日経平均は結局68円高の2万1410円とNYダウ同様、反発して終わった。これは今日で3日連続の日銀のETF(上場投資信託)買いが大いに影響したと見られる。米国がエアバスへの補助金の報復としてEUに仕掛けた25%の制裁関税は、規模が小さい上に2年ほど前から予告されていたため、悪材料としては驚くべきほどのことではない。もちろん、これをきっかけに今後、欧米貿易戦争が激化する可能性はあるものの、EUは日本同様、自動車への制裁関税を極度に恐れているため、トランプ大統領が好むディールに応じると私は見ている。NYダウが2日間で一時1000ドル近く下げた本当の要因は、ウクライナ疑惑に関連したトランプ大統領に対する民主党の弾劾調査が正式にスタートしたことだろう。もちろん、トランプ大統領の弾劾裁判が上院で可決されることは有り得ないのだが、これによって民主党の大統領候補の筆頭であるバイデン副大統領の贈...
