ブログ(会員限定) 米中貿易戦争は終わらない PART137
日経平均は2日連続で3桁の下げになった。香港デモの激化と、米国の上下両院の議会が香港人権法を可決したことで米中関係が悪化し、貿易協議の部分合意と署名が来年に先送りされるとの観測から売りが先行した。10月から日銀がETF(上場投資信託)買いを停止していることも売り方有利の展開に結びついている。ただ、昨日はNYダウも102ドル安と3桁の下落となったものの、ナスダック指数は3日続伸して史上最高値を更新した。米中の対立が激化したとはいえ、米中貿易協議は産業補助金や技術の強制移転などの超難関の問題は棚上げしており、部分合意は数値目標などの条件闘争になりつつある。来年11月に大統領選を控えるトランプ大統領よりも、景気後退が深刻化してきた中国の方が部分合意を急いでいるのは間違いない。しかも、来月15日には制裁関税第4弾の残りの6割の部分に15%の制裁関税がかかってくる。そうなると、交渉が決着するのは来月上旬になる可能性が最も高いと見ていいだろう。今月いっぱいは部分合意を株価に織り込み過ぎた反動の調整局面になると私は見ている。また、以前書いたが、決算発表が終わってテーマ株物色が世界的に旺盛になるタイミ...
