ブログ(会員限定) 新型コロナ・ショックの行方 PART26
米中対立の激化で株式市場は不穏な動きとなっている。コロナ・ショックは株価に相当程度織り込まれた印象だが、米中貿易戦争は第1段階の合意で当面は休戦が見込まれていた。トランプ大統領は昨日のFOXビジネス・ネットワークのインタビューで、「中国に対して多くの措置を講じることができる。関係を断ち切れば5000億ドルを節約できる。」と発言。11月の大統領選に向けて、従来は新型コロナの発生源を中国武漢の研究所と主張し、新型コロナの感染拡大は中国に責任があるという発言を繰り返していた。それが直近では発生源よりも中国の対応のまずさが問題だという論調にすり替わってきた。直近では米上院が新疆ウイグル自治区の人権が侵害されているとして、責任者に制裁を科す法案を全会一致で可決。また、12日には米上院議員が、中国政府が新型コロナの感染が広がった経緯を十分に説明しなければ、中国企業による米証券取引所の上場禁止など広範な制裁を科す権限を大統領に与える法案をまとめたと報じられている。米大統領選では現職の大統領が圧倒的に有利になること多い。しかし、コロナ・ショックでトランプ大統領の支持率は40%台と大きく伸び悩んでいる。...
