ブログ(会員限定) バブル時代に匹敵する世界規模の金融相場が到来 PART44
日経平均は10日ぶりにコロナ・ショック後の高値を更新した(終値ベース)。米大統領選が2週間後に迫り、為替相場が1ドル=105円に近づくなど円高が進んでいるにも関わらず日本株が崩れないのは、やはり空売りの買戻し需要が大きいからだろう。それは今日、上場来高値を更新したファーストリテイリングや同じく今日20年ぶりの高値をつけたソフトバンクの動きを見れば想像がつく。また、直接的に何より大きいのはNTTによるNTTドコモの完全子会社化で、年内にその買収資金4兆3000億円が再投資される見通しであることだ。これほど強力な援軍が控えている以上、いくら米大統領選が目前に控えているとはいえ、ヘッジファンドなども下手に日本株を空売りすることはできない情勢と言える。米大統領選の結果が判明すれば、株式相場はまた新たな流れに移行することもあり得るが、おそらく年内は日経平均が大きく下振れすることはなさそうである(バブルが膨張したマザーズ市場はその限りではない)。もちろん、来週から本格化する中間決算の発表も波乱要因ではあるが、やはり東証一部全体を揺るがすほどの悪材料は出てこないだろう。
