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バブル時代に匹敵する世界規模の金融相場が到来 PART131

今日の日経平均は497円高の2万7781円と、2万8000円台が視野に入る位置につけた。東京エレクトロンやファナック、信越化学など日経平均への寄与度が高い値嵩株が大きく買い直されたのが大幅高の要因になった。ただし、ファーストリテイリングは小幅ながら続落と下げ止まらず、ソフトバンクグループも125円とわずかな反発に過ぎなかった。今日は私が講演会や新聞コラムなどで取り上げてきた大紀アルミが、好決算の発表を受けて24%高と急騰した。東証一部の値上がり率トップで上場来高値を2割近く更新した計算になる。アルミの市況が3年ぶりの高値圏にあるうえに、4-6月期の純利益が前期比10倍弱になるなど好業績が評価された。住友金属鉱山を含めて、こうして5月に急騰してその後調整していた非鉄株は、空売りが積み上がっていただけに新たな上昇波動に入る可能性がある。
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バブル時代に匹敵する世界規模の金融相場が到来 PART130

東京都の新規感染者が昨日は2848人、そして今日が3177人超と急増し、株式市場は従来の経済正常化シナリオを見直さざるを得なくなっている。ワクチン接種回数は昨日27日時点で6880万回超となったものの、1回目の接種率が32%、2回目が21%と国民の8割近くが未だに感染リスクの高い状況に置かれている。デルタ株先進国のイギリスでは一時2000人前後まで減った新規感染者が今月中旬に5万人台まで激増したものの、直近ではその半分の2万人台まで急減してきている。イギリスのワクチン2回接種者は人口の7割超に達しているため、デルタ株による新規感染者の増加はピークアウトしたようである。イギリスも日本も新規感染者の大半は30代以下の若年層のため、ワクチン接種率は非常に低く、イギリスではこの世代の接種率は2割程度、日本は3%以下と見られる。もっとも、新規感染者が過去最高レベルに急増する一方で、重症者の増加はかなり緩やかであり、若年者が中心のため死者数もほとんど増えていない。こうしたことから、日本や中国などアジア圏を除く主要国の株式市場の反応はそれほどネガティブなものではない。米国では長期金利の上昇が抑えられ...
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バブル時代に匹敵する世界規模の金融相場が到来 PART129

今日の日経平均は285円高の2万7833円と急反発したものの、朝方につけた2万8036円からは200円ほど下げて引けた。場中に中国株が急落し、上海総合株価指数が一時3%以上急落したことが日本株の上昇に水を差した格好だ。中国IT大手のテンセントが政府による音楽部門の著作権の独占を禁止するとの決定を受けて6%も急落。アリババなど他のIT大手も軒並み急落した。香港のハンセン指数は4.1%下げて年初来安値を更新している。一方で、中国政府は半導体産業の支援に積極的だとして、半導体受託生産大手のSMICなど半導体関連株は大幅高した。中国政府はIT関連だけでなく不動産や金融、教育産業の規制も強化する方針で、関連銘柄の株価下落は放置する考えのようだ。これまでは景気が過熱した時以外は株価に悪影響を与えるような政策を積極的に進めることはなかったが、習近平体制を維持するうえで問題になりそうな産業は積極的に規制する方針に転換したようである。4連休明けと同時に4―6月期決算の発表が本格化しつつある。それでもまだ今週は1日あたり数十社に過ぎないが、好業績を発表した銘柄が大きく買われる展開に変わりはない。ただし、決...
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バブル時代に匹敵する世界規模の金融相場が到来 PART128

日経平均は5日続落の後、ようやく反発に転じた。ただ、一時は494円高まで反発したものの、大引けでは159円高の2万7548円と上げ幅は3分の1に縮まった。明日からの4連休を控えて、実需の押し目買いがほとんど入らなかったのが上げ幅縮小の要因だろう。また、来週後半から4―6月期決算が本格化するため、決算発表を見てからでないと投資しづらい雰囲気になっているのも押し目買いが入らない理由である。日経平均は2月につけた3万714円の高値から2万7330円まで、ざっくり10%強値下がりした。同様にNYダウ、ナスダックともに3~4%の下落にとどまっていて、主要国の中でも日本の下げが突出している。これは金融危機懸念が常態化していた時と同様、ヘッジファンドや投機筋の空売りによって、日本株だけが際立って弱い動きになるパターンである。「日本株売り・米国株買い」や「日本株売り・欧州株買い」といった裁定取引を積み上げているヘッジファンドもあるようで、お盆休みが終わるまでこの裁定取引の呪縛からなかなか抜け出せない可能性があることを念頭に置くべきだろう。もっとも、業績の上方修正を発表した企業を個別に物色する流れは続い...
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バブル時代に匹敵する世界規模の金融相場が到来 PART127

今日も日経平均は朝方大きく下げて、一時は430円安まであったものの、大引けでは276円安の2万8003円とかろうじて2万8000円台を維持した。きのう、今期の業績予想を下方修正したファーストリテイリングが一時4000円近く下げたほか(終値では2080円安)、同じく日経225採用の値がさ株であるエーザイが1363円安と13%も急落した。この2社だけで日経平均を125円押し下げた計算になる。ただ、今日は押し目買いや空売りの買戻しもかなり入っていて、中小型株には値を飛ばす銘柄も散見された。とりわけ、パワー半導体関連は人気化していて、タムラ製作所が東証一部の値上がりランキング19位に入ったほか、パナソニック系の三社電機が東証二部で値上がり率6位、窒化ガリウムや酸化ガリウムの半導体ウエハーの内部の結晶欠陥を検査する新装置を開発中のMipoxがジャスダックで値上がり率12位に入っている。こうした次世代パワー半導体の開発には政府が近く打ち出す大型景気対策の柱の1つとして手厚い補助金を出す可能性が指摘されている。次世代パワー半導体関連株はタムラのように株価が2倍高してもPBRが1倍台にとどまるバリュー...
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バブル時代に匹敵する世界規模の金融相場が到来 PART126

日経平均は26週移動平均の2万9016円の手前で再び足踏み状態になっている。日経平均への寄与度(構成比率)が最も高いファーストリテイリングと3番目に高いソフトバンクグループの2社が、米中の覇権争いに巻き込まれて株価が低迷しているのが痛い。米国政府が13日に新疆ウイグル自治区の綿を使う企業は米国の法律に違反する恐れがあると再度警告した。日本のアパレルメーカーの大半が新疆綿を使っているため、ファストリには大逆風となっている。一方、今月6日には中国政府が海外に上場する中国企業への規制を強化すると発表し、滴滴出行など中国の大手IT企業の株価が急落し、その後も軟調に推移している。ソフトバンクグループはアリババ集団や滴滴出行などの大株主であり、株式含み益のかなりの部分を中国系企業が占める。この中国政府の規制強化はソフトバンクグループにとっては大逆風だ。この米中の2つの規制強化がどのような形で決着するのか見通せないため、日経平均の上値はどうしても抑えられてしまう。来週から決算発表シーズンに入るので、当面は好業績銘柄の循環物色という形になりそうだが、前回も書いたように、当面は東証二部とジャスダックの昇...
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バブル時代に匹敵する世界規模の金融相場が到来 PART125

今日の日経平均は628円高の2万8569円と大幅高し、先週末までの3日間の下げ幅をほぼ帳消しにした格好だ。ただ、依然として昨年5月下旬以来の下値支持線となってきた26週移動平均(2万9015円)を割り込んでいて、まだ安心ゾーンとは言えない状況である。今日の急騰はあくまでも空売りの買戻しが要因で、新規の長期資金が入ってきた形跡はほとんどない。しかし、今日は東証二部指数が上場来高値を更新するなど、個別に中小型株を物色する流れが強まったと言える。東証二部株は来年4月の市場再編に合わせて、スタンダード市場に昇格する銘柄が多数あると観測されている。半導体製造装置の岡本工作機械やヨネックス、千代田化工建設、中央自動車工業、日本精機などである。こうした銘柄は東証二部上場というだけで年金などの機関投資家の投資対象から外れていることが多いため、スタンダード市場への昇格で相当な買い需要が発生すると見られている。同じ思惑でジャスダック銘柄にも買いが向かっているが、太陽光発電大手のウエストホールディングスは先週、三菱UFJモルガンスタンレー証券が目標株価7000円として新規に「Buy」としたこともあり、この1...
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バブル時代に匹敵する世界規模の金融相場が到来 PART124

当ブログで以前から警告してきたように、日経平均は今日までの3日間で一時1200円超の急落となった。日銀が大量に保有するETF(上場投資信託)の配当支払いのための換金売りが2日間で8000億円超に達したのが最大の原因である。しかしながら、今日は11時過ぎにつけた安値2万7419円から一気に500円以上戻して、結局177円安の2万7940円で引けた。午後6時半現在の日経225先物は、そこからさらに420円上昇して2万8360円となっている。このレベルは水曜日の終値付近であり、やはり最終的に配当支払いのための8000億円超の換金売りは事前にヘッジ売りなどで株価に織り込まれていたと見ていいだろう。しかも、今日の最安値は5月の連休明け後の安値2万7385円を割り込まなかった。今日のオプションSQに加え、週明け月曜日からの緊急事態宣言も株価的には織り込まれた感じなので、来週からは好決算の発表が予想される銘柄への先回り買いが強まると予想される。昨日と今日の急落で再生エネ関連や半導体関連などの一部には急落した銘柄もあるが、この2大テーマ株の上昇トレンドは不変だろうから、押し目狙いの買い需要は相当あると...