ブログ(会員限定) 歴史的な円安局面に突入か PART9
円安が止まらなくなってきた。今日は黒田日銀総裁が国会で「大幅な円安や急速な円安は日本経済へのマイナスが大きくなる」と発言し、1ドル=126円70銭近辺だった円相場が126円台前半まで押し戻されたが、すぐに126円台後半に反転してしまった。今日の国会では鈴木財務相も円安について「今の円安はどちらかと言えば悪い円安で、良い円安とは言えない」と述べている。日本の金融当局のトップ2人が円安の行き過ぎをけん制しても、市場の反応はほんの一瞬で「焼け石に水」状態である。米国のイエレン財務長官やパウエルFRB議長がドル高をけん制すれば、相場は大きく反応しただろうが、消費者物価指数が8.5%も上昇したアメリカ経済にとってドル高はインフレの悪影響を和らげる特効薬であり、そのようなドル高けん制発言は11月の中間選挙が終わるまでは一切出そうもない。一方で、円安メリット株は相変わらず人気薄のままだ。これは今月末から来月上旬に発表される22年3月期決算と今期の業績予想を見極めたいとする投資家が圧倒的に多いからだろう。ただ、今週からは決算発表前の業績警告が多発する時期に入るため、好業績銘柄の先回り買いも出てくる頃合...
