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インフレのピークアウトを確認、米利下げ期待で成長株の見直しが加速か PART2

私は7月20日から当ブログやコラム記事、講演会などでも「日本株が上昇トレンドに転換し、今年は久々にサマーラリーが期待できる」と予想してきた。そして今日、日経平均は2万9000円に乗せ、7カ月ぶりの高値をつけた。1月5日につけた年初来高値まではあと160円余り(終値ベースではあと110円)まで迫っている。海外ファンド勢を中心に「空売りの買戻し」が引き続き高水準に入っている模様で、ファーストリテイリングやソフトバンクなど日経平均への寄与度が大きい値嵩株が急騰している。あまり楽観的なことは書かないようにしているのだが、一時的にせよ日経平均の3万円乗せは時間の問題だろう。日経平均は12日からの4営業日で実に1400円も上昇した、まさにお盆休みを狙い撃ちにして買い仕掛けが急増したと言っていいだろう。日本のお盆休みで日本の投資家は市場参加者が大幅に少ない時間帯であり、かつ、海外勢も夏休み本番とあって、まさしく「鬼の居ぬ間に洗濯」的な踏み上げ相場になった。ヘッジファンドを中心とする売り方は、まだ売りポジションを多く抱えていると推測されており、日経平均3万円乗せまでは買い方有利の展開になると見ている。...
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インフレのピークアウトを確認、米利下げ期待で成長株の見直しが加速か

10日発表の7月の米CPI(消費者物価指数)は前月比8.5%の上昇と、6月の9.1%上昇から大幅にスローダウンした。これで翌日発表された7月の米PPI(生産者物価指数)も前月比で0.5%低下し、インフレ懸念が大幅に後退した。今日の休み明けの日経平均が727円高の2万8546円と急騰したのは、値がさの大型成長株が米国株高に連れ高したことが原動力になっている。私はお盆休みに向けてサマーラリーが期待できると以前から主張してきたが、やはりその予想は的中した。日経平均はロシアのウクライナ侵攻後に高値(2万8389円)を上抜け、7カ月ぶりの高値をつけている。TOPIX(東証株価指数)はまだ6月の戻り高値1978ポイントを5ポイントほど下回ったところまでしか上がっていないが、戻り高値更新は時間の問題だろう。その一方で、グロース市場の小型成長株は業績が伴っていないこともあり、戻りが総じて鈍いと言える。今日の日経平均やTOPIXの急伸は基本的に空売りの買戻しが中心であって、実需の買いが大量に入ったとは言い難い。決算が良かったと言っても、上値に大量のシコリのある銘柄への投資は要注意だ。まだ株価が底打ちした...
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歴史的な円安局面に突入か PART42

当欄の予想通り、お盆休みに向けてサマーラリーの様相が強まってきた。今日の日経平均は4日続伸となり、ロシアのウクライナ侵攻後につけた戻り高値2万8389円まで一時あと110円まで迫った。実は終値ベースでは今日が6月の高値より3円上回っている。ただし、TOPIX(東証株価指数)は3月25日の戻り高値よりも約2%安い水準までしか戻っていない。マザーズ指数に至っては4月の戻り高値より12%ほど安いレベルにある。今週はイベントが多く、高値波乱の動きも予想される。まず、今週いっぱいで4―6月期の決算発表シーズンが終わるため、決算発表はピークを迎える。そして10日には世界的な株価波乱要因となりそうな米CPI(消費者物価指数)の発表を控えている。さらに週末はお盆休みで市場参加者が少ない中でのオプションSQがある。正直なところ、10日(水)から12日(金)までの3日間は大荒れ注意報を出したいくらいだ。そういう点から見ても、今日の日経平均は値幅が上下230円にとどまる「嵐の前の静けさ」と言えるだろう。順当にいけば、7月の米CPIは6月のプラス9.1%からプラス8%台への低下が予想されていて、先週末の米雇用...
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歴史的な円安局面に突入か PART41

日経平均は先月下旬から6回目の挑戦でようやく2万8000円の大台を上回って引けた。夕方の時間外取引でも2万8000円台を維持している。ロシアのウクライナ侵攻後の日経平均の高値は6月9日につけた2万8389円で、そこまであと200円余りの距離だが、おそらく来週にもそれを上回る局面がありそうだ。当ブログでは7月20日に日本株が上昇トレンドに入った可能性があると書いた。その後は講演会やコラムなどでもサマーラリーが期待できそうだと予想してきたが、今はそれを確信している。その根拠の1つがVIX指数(恐怖指数)の急低下だ。VIX指数はロシアの原発施設攻撃直後の3月7日に今年の最高値である38.94まで上昇した。その後、4月上旬に18台まで下がったが、インフレの後進とともに再び34レベルまで上昇していた。直近では6月13日の34.02が終値ベースのピークで、足元では21台まで急低下している。ロシアのウクライナ侵攻といった大きな地政学的リスクや、株価急落につながりそうな悪材料が表面化する前には、そうした重大なリスクを事前に察知したヘッジファンドなどがヘッジや売り仕掛けに動くため、VIX指数は急上昇する...
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歴史的な円安局面に突入か PART40

日経平均は2万8000円の大台目前で3日足踏みしている。先週は木曜、金曜とザラ場で一時2万8000円台に乗せたが、大引けでは大きく反落して2万7800円台で終わった。今日は一度も2万8000円台に乗せなかったが、2万7993円と終値ベースで6月9日以来の高値水準で引けた。先物の時間外取引では、午後5時過ぎに2万8070円をつけたが、欧州株の上げ幅縮小に伴って午後6時半現在では2万8000円出没の動きだ。日経平均が2万8000円をなかなか上回れない最大の理由は急激な円高だろう。ドル円相場は7月14日の139円台から先週末には132円台まで、一気に7円も円高が進んでしまった。75日移動平均が132円ちょうど近辺にあるため、ここが下支えになるかどうかが、円高を見るうえでの1つのポイントになる。3月初め以降、円相場は一度もこの75日線を割り込むことなく推移してきたから、ここで反発するかどうかが短期的な注目点であることは間違いない。同じく3月以降下値支持線となっていた13週移動平均は、先週末にほぼ5カ月ぶりに割り込んでいるので、75日線で止まらないようだとお盆休み辺りにまた「円買い・ドル売り」を...
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8月の絆の会は8月3日録音です

8月の絆の会セミナー録音は、第1水曜日(8月3日)収録です。お盆休み前の情報チェックにご活用ください。<お申込みはこちら>   ↓ ↓ ↓
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歴史的な円安局面に突入か PART39

前回の当欄で日経平均は2万7500円近辺での値固めになると予想した。実際、日経平均の推移は、昨日は2万7538円が安値、今日は2万7525円が安値である。この1週間では3回、2万7500円台を下値に反発して終わっているから、当面はここが下値支持線になると見ていいだろう。今夜のFOMC(米連邦公開市場委員会)では0.75%の利上げが見込まれているが、市場の注目点はパウエルFRB議長がどのような発言をするかにある。来月はFOMCがないため、今日の発言は2カ月間の空白期間を考慮して、市場関係者を失望させないような内容になると思われる。ただ、ちょっと気掛かりなのはGAFAの半分にあたるグーグル親会社のアルファベットと、フェイスブック改めメタの株価が、昨日の急落で今年の最安値圏まで売られたことだ。アルファベットは終値ベースで今年の最安値をつけている。両社とも今日の時間外取引では急反発したようだが、これまで米国株を引っ張ってきた米ハイテク大手の株価の変調は、相場全体の反発力を弱めることになる。私はお盆休みに向けて日本株の押し目買いを推奨しているが、米国株の反発力が弱まるようなら、日本株と言えどもあ...