ブログ(会員限定) 中長期的にプラザ合意前の1ドル=240円を目指す円相場 PART11
決算発表が本格化してきたが、円安メリットの有無で業績は大きく明暗が分かれている。世の中では電気代が大幅に上がったと騒いでいるが、電力大手各社は値上げが遅れて軒並み中間期で大赤字に転落した。東北電力はすでに前期に1083億円の最終赤字を計上していて、今期も中間期ですでに1363億円の最終赤字、通期ではこの2倍の赤字になると計算すると、2年間で自己資本の約4割が消えてしまうことになる。輸出関連株でもパナソニックが通期の業績予想を10%ほど下方修正したが、業績が伸びない会社は円安メリットが全て吹き飛ぶほど本業がコロナ禍やサプライチェーンの混乱で失速していることに注意する必要がある。海外売上高91%の村田製作所も円安メリットは絶大なはずだが、今日、通期の営業利益を前期比10.4%減に下方修正した。スマホやパソコンの生産台数が急減したのが響いた。コロナバブルで特需が発生した業種は村田製作所のように思わぬ業績下方修正を行なうところが散見される。大紀アルミは今日、中間期の利益予想を13%前後上方修正したが、通期予想は逆に20%近い下方修正を発表している。海外子会社の利益率が下期に減少することが原因だ...
