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ポルトガルの金融不安は拡大するか?

時価総額でポルトガル第二位の銀行 バンコ・エスピリト・サント(BES)の経営危機が深刻化し、欧州債務危機の再燃を懸念する声が出ている。これを受けて、きのうと今日はミニ世界同時株安となったが、中央銀行であるポルトガル銀行は「BESの支払い能力に問題はない」とコメントしている。今日の欧州株式市場も急反発で始まった。この問題は、親会社であるエスピリト・サント・インターナショナル(ESI)が社債の利払いを延期したことが引き金になって起きた。同行はESIに巨額の資金を貸し付けていて、それが焦げ付くのではないかとの見方が有力になったからだ。ポルトガルは一応先進国の扱いを受けてはいるが、実質的にはまだ新興国に近い。だからこうした問題が起きるのであって、これが他のEU諸国に波及することはないだろう(ただし、スペインは例外)。まったくもってタイミングが悪いというか、この日をわざと狙ったのか、ポルトガルの金融不安は、東京市場のオプションSQに向けたヘッジファンドの売り仕掛けを勢いづかせたのは確かである。そもそも、前述のBESとESIの問題は、5月の会計監査ですでに問題が発覚していたというから、あとはいつ、...
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体調不良 PART2

気管支炎を甘く見ていた。一昨日から8種類の薬を飲んだり貼ったりしている。中でも気管支を拡張する貼薬の威力はすごい。薬を使う前は、寝ていて咳が止まらなくなって、挙げ句に吐いたものが鼻や耳にまで達して二度死ぬ思いをしたが、貼薬で気道が確保されて、ぐっすり眠れるようになった。相場の方は、このところ調整色が強まっている。ただ、きのうのNYダウが117ドルも下げたのに、日経平均は120円安までいったあとに11円安まで戻して引けるなど、明らかにNY株離れが起こりつつある。チャートも、下げているにも関わらず、きのうも今日も陽線となった。日経平均は25日移動平均線(9日現在1万5208円)に下支えされる形になっていて、しかも週足ベースでは1年9か月ぶりのゴールデンクロス目前と、テクニカル的には、今の押し目は絶好の買い場であると言えるだろう。ただし、週末のオプションSQには注意しなければならない。今日はオリコやアイフルなどノンバンク株が一時急落した。これはヘッジファンドなどの短期筋がオプションSQに絡めて今日、ドテン売りに回った結果と思われるが、今日はSQ2日前の「急落の急所」にも関わらず、引けにかけて...
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体調不良

先月末の講演会続きで喉をやられ、そのまま軽い気管支炎になっていたようで、きのうからそれが悪化してしまった。今日は病院通いのため、ライブドアのブログは休載、絆の会のブログは簡単に書いておきたい。日経平均は相変わらず上値が重い。今年1月の高値圏で買った投資家の戻り売りが個人投資家中心に相当数に達するようである。とはいえ、深押しもせず、着実に上値を切り上げる堅調な相場が続いている。日経ジャスダック平均や東証二部指数は高値更新が続いていて、個人投資家の体力回復は著しいと思われる。今日はアイフルが反落したものの、オリコやジャックスなどは大きく買われていて(午後1時半現在)、ノンバンクセクター内での循環物色は引き続き健在と言える。東証一部の中で、ノンバンクほど継続物色されているセクターは他になく、アベノミクス相場第一幕同様、ノンバンクが歴史的な大相場に再突入したことは明白である。
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安倍政権が株高政策に本腰 PART15

きのうの米雇用統計が市場の予想を大幅に上回ったことで、NYダウは史上最高値を大幅に更新し、ドル円相場も102円台に水準を一気に切り上げた。なので、今日はさぞかし日経平均も高いのだろうと思っていたのだが、きのうと同様、寄り天(寄り付きが最高値でその後下げる形)のほぼ安値引けと、戻り売り圧力が異様に強いことを裏付けた相場になってしまった。本当に強い相場は、「引け味」がいいものである。最近の自動車株が総じてそんな感じなのだが、戻り高値の更新が続いているとはいえ、日経平均の「引け味」は、この1カ月ほどよくない日の方が多いのだ。それを単純に「戻り売り圧力が強い」と表現するのは間違いかもしれず、もしかすると引けにかけて「日経225売り・現物買い」という裁定売りが多く出ているとか、何らかの形で意図的に大引けの日経平均が高くならないように動いている勢力が存在するのかもしれない。さすがにアイフルは今日、一服したが、代わりにアコムやクレディセゾン、ジャックスが一時値上がりランキング上位に顔を出していた。同じセクター内での循環物色が進んでいるということだ。それによって、いまや貸金業法再改正のスクープ記事の直...
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安倍政権が株高政策に本腰 PART14

当ブログで取り上げ続けているアイフルは、とうとう株価が2倍になった。今日の出来高は3億2000万株、2位のみずほFGの4倍である。値上がり率ランキングでも3位に入り、まさしく私の予言通りに、アベノミクス相場第一幕に続いてノンバンク株の大相場が再来した感じである。今日は私が月2回連載している東スポで、グラビアアイドルの杉原杏璃さんと株の対談をする予定。中期投資とデイトレを組み合わせてやっているとのことで、大したアドバイスはできないかもだが、兜町で生き残れる術を伝授したいと思っている。きのうの閣議後の記者会見で、麻生金融担当大臣は、貸金業法の再改正に関して「政府として直ちに検討しているところではない」と発言。これが嫌気されて、アイフルやオリコなどノンバンク株は軒並み急反落してしまった。4月末にも麻生大臣の似たような否定発言でノンバンク株は急反落した経緯があるが(2回続いたところを見ると、お約束の可能性あり)、これは自民党が検討している貸金業法の再改正が、金融庁提出の法案ではなく、議員立法になるからで、担当大臣が「承知していない」のも当然と言える。つまり、大した悪材料ではないのだ。
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安倍政権が株高政策に本腰 PART13

株式相場は先々週末の20日(金)前後をピークに調整局面に入っている。指数のピークを見ると、日経ジャスダック平均が19日、TOPIXとJPX日経400が20日、日経平均が23日、マザーズが25日である。東証二部指数だけは高値更新が続いていて、今日も1月下旬以来の戻り高値をつけている。東証二部市場は超割安株が多いので、おそらく国内機関投資家の実需買いと見ていいだろう。5月下旬からの戻り相場の主役は、以前から年金資金と言われていたが、先週のロイターの報道から国家公務員や地方公務員などの共済年金が1か月半あまりで1兆円前後日本株を買い増した可能性があることがわかった。共済年金から運用を委託されている運用会社によると、6月末までに株式購入を終わらせるよう指示されていたとのことだから、直近の調整はその買いが終了したことによるものと推定される。もっとも、買いの手口を見ると、年金買いの窓口となる信託銀行の買いは5月第4週から6月第1週までの3週間に集中していたようで(3週間で約5400億円)、その後、6月第2週からは買い越し額が1000億円にも満たない金額に減少している。これは外国人の買い越し額の半分...
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安倍政権が株高政策に本腰 PART12

前回のブログで「東証マザーズとジャスダック市場は少しきつい調整を覚悟しておくべき」と書いた。マザーズ指数は昨年2月と4月の調整でともに15%〜20%下げているので、上昇過程の調整でも大きな下落になると警告したつもりだ。東証一部もスピード調整に入った可能性が高いと書いたが、予想通り、今日の日経平均株価は一時280円も急落した。問題はいつまで調整が続くかだ。昨年のアベノミクス相場第一幕では、調整局面に入っても、2日か3日で終わるのが常だった。まさしくスピード調整である。しかし、昨年は歴史的な上昇相場だったから、いわば例外であり、普通の上昇局面で調整が訪れると、スピード調整でも1週間くらいはかかるのが経験則だ。来週月曜日はヘッジファンドや投資ファンドなどにとって中間決算の期末にあたるため、ドレッシング売り(一部のヘッジファンドが得意としている)とドレッシング買い(外国人投資家全般)が交錯すると推定される。6月末の運用成績で運用担当者の報酬が大きく左右されるために、結構えげつない仕掛け売りが過去何度かあった(円買い・日本株売りが主流)。今日の急落もその類の仕掛けだろう。別段、意外感のある悪材料...
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安倍政権が株高政策に本腰 PART11

きのうのNYダウが久々に119ドル安と3桁の下げになったため、今日の東京市場も弱い動きとなっている。午後2時半現在で日経平均は90円安だが、これまで相場の過熱感が半端でなかったから、それを冷ます意味でちょうどいい下落になったと言える。今日は東証マザーズやジャスダック市場も比較的大きく下げている。ここ1カ月以上もの間、両市場とも鋭角的な上げになっていたから、少しきつい調整を覚悟しておくべきかもしれない。もちろん、スピード調整になるとは思うが、マザーズ指数は昨年の2月の調整では2割、4月の調整でも15%下げている。5月の48%の調整に比べれば大したことはないものの、上昇過程での小反落でもこれだけの下げになったことは肝に銘じておくべきである。きのう閣議決定され、夕方公表された「新成長戦略(日本再興戦略改訂版)」と「骨太の方針(経済財政運営と改革の基本方針2014)」に関してだが、市場ではすでにサプライズなしとのコメントを多く見かける。さっきまでそれに目を通していて思ったのは、サプライズなしとコメントしている市場関係者が、ちゃんと新成長戦略と骨太の方針を読んでいるのかという疑問だ。というのも、...
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安倍政権が株高政策に本腰 PART10

このブログは09年6月5日がスタートなので、今月6年目を迎えることになったが、同じタイトルがPART10まで続いたのは初めてである。それだけ安倍政権の株高政策は気合が入っているということだし、私もその国策から判断して、いまの相場に異様なほどの強さを感じている。今日届いた安倍総理のメルマガ(先週のFacebookコメント)を見ても、これほど個別の相場テーマに影響を与えるコメントは初めてである。以下、それを貼り付けておくが、先週分なので過去の情報と思ってもらいたい。安倍総理のメッセージ6月19日(木)投稿----------「ロボット革命」を成長戦略の柱に。ロボットは、人を単純作業から解放し、国内に雇用の場を提供します。また、海外に生産移転する流れを変え、日本に戻す切り札になります。7割の方が腰痛に苦しんでおられる介護現場においては、ロボットを活用することにより、その割合を半減させたいと思います。2020年に向けて、ロボットの「オリンピック」を日本各地で開催し、現在の3倍を超える2.4兆円の市場を目指します。----------安倍総理のメッセージ6月20日(金)投稿----------ロ...
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安倍政権が株高政策に本腰 PART9

不動産株の人気に火がつき始めた。今日はアベノミクス相場第1幕で大活躍したケネディクスが、商いを伴って一時約7%上昇。出来高も9770万株とアイフルの9780万株に肉薄する東証第3位に躍り出た。東証一部の値上がり率ランキング1位になった大京(10.4%上昇)も3000万株の大商い。ランキング2位のサンフロンティア不動産、5位のレオパレス21、14位のNTT都市開発など、30位以内に不動産株が6銘柄も入った。ちなみに、ジャスダック市場の値上がり率ランキングでも上位30位以内に不動産株が6銘柄、マザーズは4銘柄入っている。サイバーダイン、菊池製作所といったロボット関連やゲーム関連、LINE関連株の人気が一服あるいは離散する中で、外国人投資家主導で不動産株に物色の矛先が一気に向かった感じである。不動産関連は休養期間が十分なだけに、来週も人気が継続するだろう。東証REIT指数も、チャート上で今日は昨年12月末以来の大陽線を記録し、しかも1年1か月ぶりの高値水準(1617ポイント)をつけた。昨年の高値が日銀の異次元緩和翌日の1717ポイントだから(安値は昨年6月の1238ポイント)、あと6%ほどの...