ブログ(会員限定) イエメン空爆で「原油買い・株売り」が活発化
日経平均株価はきのう一時349円安を記録し、今日も一時371円安と想定外に大崩れした。終値はそれぞれ275円安、185円安と安値からは結構戻して引けたものの、久々の急落だっただけに、押し目を待ち構えていた投資家もドン引きするような急落だったと言っていい。株価急落の引き金になったのは、サウジアラビアの隣国であるイエメンのイスラム武装組織に対して、湾岸諸国が空爆を開始したことである。世界最大の原油埋蔵量を誇るサウジアラビアは、北東でイラク、南西でイエメンと国境を接している。東側はペルシャ湾を挟んでイラン、西側は紅海を挟んでエジプトと接しているが、サウジアラビアほどイスラム国やその他のイスラム武装勢力の脅威に晒されている国も珍しい。イエメンでは今年1月、イランとの関係が深いとされるイスラム教シーア派の武装組織「フーシ」がクーデターを起こし、内戦状態に陥っていた。サウジを中心とする湾岸諸国は同盟を組んで地上軍の投入も検討中という。今回のイエメンでの突然の軍事作戦により、WTI原油先物価格は2.22ドル(4.5%)高の1バレル=51.43ドルと3週間ぶりの高値をつけた。先週17日に6年ぶりの安値...
