ブログ(会員限定) 消化難のチャイナリスク
先週突然行なわれた人民元の切り下げと天津大爆発、それに再び始まった中国株の急落。これでもかというほど、中国から悪材料が噴出している。来週あたりから世界的にも夏休みシーズンが終わり、投資家が市場に本格的に戻ってくるため、ヘッジファンドなどによる薄商いの市場を狙った売り仕掛けは難しくなるはずだが、こうも悪材料が多いと、押し目狙いの個人投資家さえ腰が引けてくるだろう。先週もそうだったが、今日の日経平均急落もあからさまな先物主導の売り崩しだった。先週はお盆休み中に東証の空売り比率が過去最高の39%台に乗せた。市場参加者が極端に少なくなる中で、商いの約4割が空売りというのはフェアでない。むしろ先週よりも今週に入ってからの方が薄商いではあるが、これだけ中国発の悪材料が揃うと、上値を買おうという投資家はまずいなくなってしまう。上海総合株価指数はきのうの6%超の急落に続いて、今日も午前中に5%超急落したのだが、東証が引けてからはプラスに転じ、結局、45ポイント高の3794ポイントと1.23%高となった。中国も投機筋VS政府の攻防戦が繰り広げられているのは間違いない。今週末が中国の先物のSQのため、今日...
