ブログ(会員限定) リスク回避の売りはピークアウトか
今日、明日の日銀金融政策決定会合は、一部で追加緩和期待が高まっているものの、現状維持で決まりだろう。問題は明後日16日、17日のFOMC(米連邦公開市場委員会)だが、利上げが見送られた場合は、いったん買い戻されたとしても、間違いなく市場の混乱は長期化する。利上げが決定された場合は、いったん急落する可能性はあるものの、悪材料出尽くしで、市場の混乱は次第に収まってくるだろう。世界の投資家が本当に恐れているのは、ほぼ予告通りの米国の利上げではなく、やはり中国発の通貨危機と、それに伴う世界経済の予想外の下振れではないか。もちろん、通貨危機の最中に米国が利上げに動くということは、危機に拍車をかけることになるから、それはそれで相当な悪材料ではある。米国の利上げは時間の問題だとはいえ、今回はそれを武器に中国に圧力をかけ、人民元の変動相場制移行を早めさせることに成功しつつある。危機が起きないと中国政府も重い腰を上げないから、今回は悪材料出尽くしにならないようにするためにも、FRBは利上げを見送るという選択肢もある。FRBの利上げカードは、一度使ってしまうと、その価値は激減してしまう。今回、習近平・国家...
