ブログ(会員限定) 相場の潮目が劇的に変化 PART2
「ヘリコプターマネー」の思惑から、日銀の追加緩和期待が次第に高まってきた。ヘリコプターマネー(以下ヘリマネ)とは、中央銀行が直接政府に財政資金を供給することだが、今回はゼロ金利の永久国債を政府が発行し、日銀がそれを買い取ってインフラ整備などに充てるという。今週来日したバーナンキ前FRB議長が4月に本田悦朗・前内閣府参与に提案したとされる。菅官房長官は政府がヘリマネを検討しているという報道を完全否定している。ただ、ゼロ金利の永久国債をバーナンキ前FRB議長が提案している以上、今月28、29日の日銀会合まではその思惑がくすぶって、ヘッジファンドも下手に日本株を売り崩せない状況にある。つまり、円安・株高傾向が日銀会合まで継続する可能性がある。政府が大型経済対策の策定を発表するタイミングでバーナンキ前議長を招聘し、安倍総理だけでなく黒田日銀総裁とも会談したこと自体、政府がヘリマネを検討していたことの証と言える。ただ、大型経済対策の目玉となるリニア中央新幹線の8年前倒し開業に関しては、永久国債ではなく、それと似たような性質を持つ財政投融資を活用することがすでに公表されている。今回の「ヘリマネ騒動...
