ブログ(会員限定) トランプ改革を織り込みに行く相場に PART4
私が月イチでレギュラー出演している今朝のラジオNIKKEIの番組「朝倉慶の株式フライデー」でも言ったことだが、4年前に始まったアベノミクスと同様、今回のトランプノミクスは歴史的とも言うべき相場の潮目の変化を感じさせるものだ。これだけの激変は、一生のうちに何度かしか味わえないドラマというか、チャンスだと思う。もちろん、12月4日の憲法改正を問うイタリアの国民投票や、同じくイタリアの銀行危機、来年のフランス、ドイツの総選挙など、欧州危機の再燃を予感させる悪材料には事欠かない。トランプ次期大統領が主張していた保護貿易主義の世界的な拡散も、世界経済の落ち込みにつながる悪材料である。だから、大半の個人投資家は「買いたい弱気」から脱し切れていないのではなかろうか。しかし、世界があれだけ恐れていたトランプ・リスクは、当選を果たしたトランプ次期大統領の勝利演説を機に、あっという間に相場に織り込まれ、しかも、トランプ・トレードといわれる株価の猛反発につながった。欧州危機の再燃リスクもまた、トランプ・リスクと同様、事前に大方相場に織り込まれた可能性がある。だとすれば今は、「買いたい弱気」ではなく「阿呆にな...
