ブログ(会員限定) 日経平均が21年ぶりの高値に PART8
決算発表が本格化する中、今日は意外な出来事があった。日銀が1ヶ月ぶりにETFを約720億円買い入れたのだ。今日は前引け間際に日経平均が87円安まで下がり、TOPIXも9ポイントほど下落した。通常なら、日銀がETFの買い出動を見送るレベルの下げだから、むしろ無理に強行買いしたという感じである。これを見たヘッジファンドなどの売り方はどう思っただろうか。余裕がない投機家なら、心がくじける材料といっていいだろう。今月に入って日経平均は1日しか下げていないわけで、そんな中でも公的資金の買い出動をするというのだから、売り方にとってはまさしく悪夢である。明日の金融政策決定会合は、現状維持が濃厚だが、その前に日銀が実力行使に及んだということは、やはり消費税増税に向けて、デフレ脱却を実現するという意思表示だと見て良さそうである。こうなると、もはやバスに乗り遅れた投資家は、押し目を待っている場合ではないかもしれない。「押し目待ちに押し目なし」という状況は、大相場の途中では日常茶飯事なのである。今回の大相場は5年前のアベノミクス相場スタート時と似た雰囲気になってきたと個人的には思っている。
