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日経平均が26年ぶりの高値に PART7

今日はTDKが全固体電池の開発に成功し、来年春からモバイル製品向けに量産化を始めると伝えられた。このニュースに刺激されて、東証一部の値上がりランキングだけでも、上位30社の中に4社もリチウムイオン電池・EV関連株がランクインした。具体的には3位のニッカトー(10.8%高、燃料電池の触媒を手がけるほか、全固体電池に関連するとの思惑も)、5位モリテックスチール(9.1%高、急速充電器)、9位オハラ(7.6%高、全固体電池)、19位TDK(5.9%高)の4社である。ほかにも上位30社の中に関連しそうな銘柄が入っているが、材料が未確認なのでコメントは避けておく。やはり、以前から書いたり、講演会でも指摘してきたとおり、決算発表シーズン終了後にリチウムイオン電池関連株が人気化するという予想は的中した。ヒラノテクシードなどは決算発表直前から直近までに38%も上昇した。オハラは決算発表後の安値から31%高くなった。テーマ株は株価の刺激材料になるニュースが物を言う。自動車電動化関連のニュースはほぼ毎日のように報道されているし、自動車の電動化は自動車産業の革命でもあるので、この関連株は他のテーマ株に比べて...
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日経平均が26年ぶりの高値に PART6

今日は値ガサの輸出関連株が日経平均を大きく押し下げた。日経平均採用銘柄ではファナックに次ぐ影響力を持つ東京エレクトロン(455円安の終値2万2710円、2%安)、小松製作所(2.5%安)、信越化学(1.3%安)などの下げが目立った。円高に加えて、週末のNYダウが100ドル安と大きく下げ、週間ベースで2週連続安となったことも投資家心理を悪化させた。その一方で、今日は日経ジャスダック平均が約40円高の3710円と、11月9日の26年ぶり高値3725円に肉薄した。東証マザーズ指数も1%上がって1145ポイントと、やはり11月9日の戻り高値1152ポイントに近づき、新興市場は活況となっている。これまで東証一部に向かっていた短期資金が新興市場に還流してきているわけで、これはテーマ株物色が再燃してきたことの表れだろう。これまで何度も予測してきた通り、決算発表シーズンの終了とともにテーマ株物色が活発化してきた。直近では量子コンピュータや半導体、EV関連株がテーマ株物色のリード役になりつつある。いずれもかなりの値幅調整を経ての人気の再燃といえるだろう。これらの高値更新銘柄に共通して言えるのは、やはり業...
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日経平均が26年ぶりの高値に PART5

株式相場は今日も大荒れの展開となった。朝方は日経平均が一時400円超の上昇となり、下げ幅の半値戻しを達成したが、11時過ぎに先物に大量の売りが入って5分ほどで200円近く急落した。2時半ごろには30円安まであったが、結局45円高で引けた。とはいえ、先週の当欄で書いたように、やはり日経平均はいい線まで下げており、調整一巡感が出つつある。また、ザラ場とはいえ、半値戻しを一時達成したため、日経平均は年内の高値更新が濃厚になったと見ている。きのう米議会下院で税制改革法案が可決された。連邦法人税を35%から20%にすることが柱だが、以前のオバマケア(医療制度改革)代替法案と同様、上院の法案可決は微妙な情勢にある。というのも、全100議席のうち共和党は52議席を占めるものの、そのうちの4人が法案に反対することを検討しているからだ。法案可決のためには造反議員は一人しか許されない。今回の税制改革法案にはオバマケア代替案の一部が盛り込まれていて、しかも州・地方税の控除を縮小・廃止する案が盛り込まれているため、カリフォルニア州やニューヨーク州など富裕層が多い州の選出の議員は、法案に賛成した場合、次の選挙で...
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日経平均が26年ぶりの高値に PART4

日経平均は今日、1年半ぶりに6日続落となった。下げ幅も今年3月以降最大で、その下落6日間の中では唯一、大幅な円高を伴った。ドル円相場は東証の大引け後に112円70銭台まで入り、日経225先物も2万1800円台をつけている。この点では、久々に「円買い・日本株売り」が急増したのは間違いなく、ヘッジファンドが大規模な日本売りを仕掛けてきた感じである。ただ、今日はセリング・クライマックス的な様相を呈していて、予断は許さないが、いい線まで下げた気がする。今週はNY市場がオプションSQなので、今日の米国市場もヘッジファンドが空売り攻勢をかける可能性が高い。そもそも、今日はヘッジファンドの解約請求期日、いわゆる45日ルールに相当する日である。例年、11月15日前後は売りの急所であるから、今日の下げはアノマリー(理論では説明できない規則性)的にも大きくなりやすかったと言える。また、日経平均の25日移動平均が2万1950円近辺にあり、今後は2万2000円の大台の攻防を兼ねた保ち合い相場に移行する可能性が高いと見ている。9月8日の安値から20%以上の急騰を演じた相場だけに、この程度の下げ(約5%)は妥当な...
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11月の絆の会・セミナーは15日(水)です

セミナーへのご参加、CDのお申込み、受付中!○日時:2017年11月15日(水)18:30~20:30   ※18:00開場○会場:エッサム神田ホール1号館 6階 会議室       〒101-0045 東京都千代田区神田鍛冶町3-2-2 <交通>JR神田駅 東口(秋葉原寄りの改札) 徒歩1分東京メトロ銀座線 神田駅 3番出口前〇お申込みは↓
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日経平均が26年ぶりの高値に PART3

日経平均は今日、300円安と今回の急騰局面では最大の下落幅となった。先週のオプションSQまでの踏み上げ相場が売り方にとって苛烈だっただけに、今はリベンジとばかりに売り崩しにかかっているのだろう。相場の急変で利益確定売りを急ぐ投資家も少なくないようだが、今は大相場の初押し局面であり、むしろ押し目買いのチャンスと私は見ている。明後日15日までは決算発表シーズンのため、好業績を発表した企業に物色が集中しがちだが、そうした物色の混乱もあと2日、3日で終了する。5年前のアベノミクス相場の初期も調整局面は1週間程度で終わっている。今回もそうとは限らないが、参考までに書いておくと、12年11月半ばに始まった大相場は1月にスピード調整局面が3回訪れている。その3回は大発会翌日から2日間、1月16日~17の2日間、1月21、22、23の3日間で、いずれも3日以内で終了した。これまで上げ続けたわけだから、やはり相場が上を目指すには適度な下落も必要なのである。
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日経平均が26年ぶりの高値に PART2

きのうの株価の乱高下には驚かされたが、それがオプションSQ1日前の歴史的な攻防戦であったことは言うまでもないだろう。要は、日経225など株価指数オプションの最終売買日が昨日で、前半は売り方が踏み上げにあって高値で買い戻さざるを得ないために400円以上も日経平均は急騰したのだが、後場になって買戻しが一巡すると、今度はドテン売りに出た売り方の攻勢で、高値から800円以上も急落したというわけだ。目先的に日本株も米国株もスピード調整局面に入ったと考えられる。来週末はNY市場がオプションSQなので、日本市場で起こったような劇的な攻防戦が起こっても不思議はない。言い換えれば、これまでバスに乗り遅れた投資家にとっては、押し目買いのチャンスが到来しそうである。ただ、昨日のような乱高下を目の当たりにすると、やはり怖くて買えないという心理になる人が多いだろう。以前、今回の大相場は5年前のアベノミクス相場に酷似していると書いたが、前回も全員参加型の相場になるまでに5ヶ月ほどかかっている。
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日経平均が26年ぶりの高値に PART1

日経平均の上昇が止まらない。きのう390円も急騰しただけに、さすがに今日は反落したが、たったの23円である。一時170円超下げて、大引けはほぼ高値圏で終わった。北朝鮮の弾道ミサイル発射や水爆実験で下げた9月の安値が1万9239円。そこからたった2ヶ月で約3700円、2割弱も急騰したのだから、やはり大相場というにふさわしい上げっぷりだ。現在の相場はタイミングや上げ方などが、5年前のアベノミクス相場のスタート時によく似ている。5年前は野田首相の解散宣言直後の日経平均が8703円で、その2ヵ月後の1月15日の終値が1万879円だった。上げ幅は2176円、上昇率は25%である。また5年前も相場のスタート直後は上昇相場に自信が持てずに、やはり上昇相場に乗り遅れた投資家が大半だった。全員参加型の相場になったのは翌年の3月頃、量的緩和に積極的だった黒田元財務官が日銀の新総裁に内定した頃である。バスに乗り遅れた投資家が大方参入してくるまで、おおよそ5ヶ月近くかかったのである。しかし、その後、5月下旬のバーナンキ・ショックで上昇第一波は終了する。そのときの高値が1万5942円。つまり、日経平均は約7ヶ月...
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日経平均が21年ぶりの高値に PART10

今日はトランプ発言に振り回された1日だった。前場は日経平均が一時100円を上回る上げ幅となったが、昼過ぎにトランプ大統領が日米の財界人との会合で「対日貿易は公平ではない」と不満を示したと伝えられ、1時過ぎに104円安まで急落した。結局、9円高まで戻して引けたが、その後の日米首脳会談で日米自由貿易協定(FTA)に関する発言がトランプ大統領からなかっと伝えられ、夕場の先物取引で日経平均はさらに50円ほど上げている。今日でトランプ訪日の材料はほぼ織り込んだから、11月中旬までによくアノマリー(理論では説明できない規則性)として起こる急激な円高・ドル安のリスクは急減したと見ていいだろう。となれば、あとは来週15日までの決算発表シーズンを順調にこなせば、日経平均はさらに上値追いになると予想する。個別銘柄では引き続き好業績株の一本釣りという物色の流れだろう。リチウムイオン電池などのテーマ株は、当面は業績次第で株価が上下すると見ている。そもそも、今は主力株主導の相場が続いているため、日経平均が上値追いしている間は、どうしても主力株に資金が向かい、テーマ株は物色の圏外になりやすい。
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日経平均が21年ぶりの高値に PART9

前回、今回の大相場は5年前のアベノミクス相場のスタート時と似通ってきたと書いたが、今日の急騰はまさしくアベノミクス相場の再来というにふさわしい上げ方だった。昨日がハロウィンで、最近の流行りの格言通り「5月に売って、ハロウィンで戻って来い」がズバリ当たった感じである。決算発表の本格化で好業績株の循環物色が続いているが、リチウムイオン電池などEV関連株も底打ちから反発局面に入った銘柄が増えている。フラッシュメモリーなど半導体に使われるICリードフレームが売上の半分以上を占め、半導体関連株でもある三井ハイテック、それに同じく半導体関連が主力の関東電化工業、ステラケミファは着実に下値を切り上げている。それでも現在はソニーなど好業績の主力株に物色の中心が移っているため、リチウムイオン電池関連などのテーマ株の物色が再び本格化するのは今月半ば辺りからだろう。それまでは有力テーマ株の押し目を狙う戦略か、主力株の順張りがベターな投資戦略だと思われる。