ブログ(会員限定) 「適温相場」の崩壊で調整局面入り PART11
日経平均は先月27日の戻り高値2万2502円から、わずか3日で2万1088円へと1400円以上も急落した(いずれもザラ場ベース)。戻り歩調でやや楽観的になっていた市場のムードも一気に急速冷凍された格好だ。しかし、ほぼ全ての銘柄が急落した2月上旬の下げとは違い、今回の急落は高度に先物主導であり、中小型株を中心に個別株は結構しっかりとした動きになっている銘柄も少なくない。前回のブログでは、やや楽観論を書いてしまったが、私は講演会や株式新聞のコラムで、円高が続いた場合、「日経平均はゴールデンウィーク前後に二番底をつけるリスクがある」と警告してきた。また、来週9日のメジャーSQが通過するまでは、何が起きても不思議はないとして、新規の買いは控えるように忠告してきたつもりである。問題は、二番底が決算対策売りや機関投資家のリスク・パリティ(均衡)戦略に伴うポジション調整によって、今日か来週に前倒しされつつあるということだ。相場の底値は、後から振り返って初めてわかるものであり、今は慎重な行動が望ましい。二番底が迫りつつある理由の1つは、銀行や生保などの国内機関投資家は、3月第2週に最も多くの決算対策売...
