ブログ(会員限定) 米中貿易戦争は終わらない PART50
トランプ大統領は昨日、ツィッターで米中貿易協議の延長を表明した。構造問題で十分な進展があったことが理由だが、それが本当だとすれば、米中貿易戦争は最短でも来年11月の米大統領選挙まで1年9ヶ月ほど本格休戦に入る可能性が高い。知的視有権の扱いや技術移転の強制などの構造問題は、中国側がほとんど譲歩しなかった分野であり、今回のトランプ発言のインパクトは計り知れないものがある。このトランプ発言を受けて、25日の上海総合株価指数は5.6%も急騰。8ヶ月ぶりに3000ポイントの大台に迫ってきた。上海総合株価指数は今年に入って既に20%も上昇し、日経平均の2倍の上昇率となっている。この中国株の急騰も米中が限りなく合意に近づいていることの傍証と言えるだろう。中国株の牽引役は制裁対象となったITや半導体などのハイテク株だが、EV関連株もV字回復しつつある。リチウムイオン電池で世界最大手となったCATLは25日に8.2%上昇し、年初からの上昇率は約24%になった。日本でもEV関連株が軒並み急反発してきたが、まだ大いに出遅れているだけに、米中が来月下旬と見込まれる首脳会談で正式に合意すれば、再び大相場になる可...
