ブログ(会員限定) 米中貿易戦争は終わらない PART98
日経平均は今日420円高とちょうど2%上昇し、昨日の急落分を99%取り戻した。半導体受託生産で世界最大手の台湾TSMCが楽観的な業績見通しを示したことで、半導体や電子部品関連株が日本だけでなく世界的に大きく買われた。ただ、来週から決算発表シーズンに入るため、日本株は先週までの「凪状態」から振幅が大きくなる荒れた相場に移行する可能性がある。今日、旧村上ファンド系のエフィッシモ・キャピタルがサンケン電気株を大きく買い増したことが判明。保有比率は従来の7.45%から9.58%に上昇。先週のHISによるユニゾHDの敵対的TOB(株式公開買付け)も含めて、最近は敵対的な投資家による割安株の大口投資が増えてきた印象だ。ヤフーと揉めているアスクルも、モノ言う株主の投資対象になる可能性があると言えるだろう。週明けは参議院選挙が終わるとはいえ、決算発表シーズン入りで相場の見通しは晴れない状態が続くと予想している。米中貿易戦争の長期化で、業績予想を下方修正する企業がかなり増えると見ているが、株価にはそれが半ば織り込まれているので、日経平均が2万1000円を大きく割り込むようなこともないと思われる。
