ブログ(会員限定) 米中貿易戦争は終わらない PART142
日経平均は3日続伸して再び2万3500円の節目に近づいた。以前も書いたが、この2万3500円というレベルは鬼門で、先月から日経平均はこのレベルを今日を含めて5回上回っているが、そのうち終値でこのレベルを突破できたのは2回に過ぎない。しかも、2回とも翌日には2万3500円割れしている。日経平均リンク債などの仕組債の行使価格がこのレベルに集中しているようで、これを終値で大きく上抜けるのは容易ではなさそうだ。もちろん、米中合意が実現すれば、一発でそれは達成されるだろうが、米中決裂のシナリオも頭の片隅に入れておくべきだろう。現段階でその確率は20%ほどと見ている。というのも、前回書いたように、中国株の潮目が変わり、上海総合株価指数が上昇トレンドに転換した可能性が高いからである。米中が決裂するのであれば、上海総合株価指数が先週を底に上昇トレンドに転換するはずがないと思われるからだ。米中ともに貿易協議ではトップがちゃぶ台返しを繰り返してきた。今回ばかりは双方ともに現実を見て妥協する戦略に方針転換したと見ている。
