ブログ(会員限定) 新型コロナ・ショックの行方
新型コロナ・ショックで世界同時株安が止まらなくなってきた。NYダウは昨日1190ドル安の2万5766ドルと過去最大の下げ幅を記録。月曜から木曜までの4日間で3200ドル以上の急落となった。下落率は約11%に達する。日経平均もこの1週間で10%近く下げたが、今は史上最高値圏にあった米国株の急落が世界の投資家心理を劇的に冷やしている。新型コロナウイルスの爆発的な感染者拡大は韓国だけでなくイタリア、イランなどにも広がった。投資家の押し目買い意欲は半ば凍りついていて、バーゲンハンティングの買いがほとんどみられなくなっている。相場の反転には新型コロナウイルスの恐怖感を和らげる治療薬の登場が不可欠かもしれない。WHO高官は米ギリアド・サイエンシズ社が開発した抗エボラウイルス薬「レムデシビル」が現時点で「本当に治療効果のある唯一の薬」と発言していて、中国や台湾では無許可で「レムデシビル」の化学合成を行ない、量産体制を整えつつあるという。WHOが「レムデシビル」を標準治験薬として例外的に認め、推奨すれば、前回書いたように新型コロナウイルスを季節性インフルエンザと大差のない病気と見る劇的な認識転換が起こ...
