ブログ(会員限定) 想定外の英EU離脱がもたらすもの
イギリス国民投票は、今朝の寄り後まで、残留派が勝利すると信じられていた。しかし、10時前あたりから離脱派の優勢が明らかになり、日経平均は一時1380円(8.5%)安と暴落。ドル円相場もついに100円割れの99円08銭まで急落した。昨夜の欧米市場は残留濃厚として急騰して終わっていただけに、大荒れ必至だろうが、イギリス株は日本並みに暴落するとしても、ドイツ株や米国株は暴落とまではいかないのではないか。というのも、イギリスのEU離脱はドイツにとってはむしろ金融センターがロンドンからフランクフルトに移るなど、イギリスが持っていた利権をドイツが多分に奪取できそうだからである。米国も同様で、ロンドンのシティに集まっていた世界の運用資金の一部が、ウォール街を目指すことになりそうだからである。もちろん、悪材料も山積している。最大の問題は、イギリスの離脱でEUを離脱しようとする国が増え、EU崩壊につながるリスクが高まったことだ。また、ロンドンが欧州の金融センターの地位を返上するということは、ロンドンで運用されている資金のポジションが手仕舞われ、いわゆるアンワインド(巻き戻し)の売りが相当な規模で出るリス...
