ブログ(会員限定) 新局面に突入した株式相場 PART2
ドル円相場が100円出没といった円高水準が続いているにも関わらず、やはり日銀のETF購入期待で日経平均は1万6000円台をキープできている。ただ、きのう日経平均が前場で一時200円近く下げたにも関わらず、日銀のETF買いがなかったことから、日経平均が1万6000円台半ばで推移している間は、日銀の危機意識も強まらないようで、そう頻繁にETFの買い出動はないと見るべきかもしれない。1ドル=100円割れの円高が定着しそうな中で、意外なことに株式市場では輸出関連株を見直す動きが活発化してきている。それに伴って、個人投資家に人気のあるバイオ関連株などのマザーズ銘柄から少しずつだが資金が流出し始めている。もっとも、今年2月下旬から、これと全く逆の動きが加速した経緯がある。円高が進んでトヨタやキヤノンといった輸出関連株が業績悪化懸念から急落する一方で、成長期待の高いマザーズ銘柄の中から大化け株が続出した。人気や流行の変遷は世の常だが、マザーズ銘柄から輸出関連株に資金シフトが起こった最大の原因は、先月29日に決まった日銀の追加緩和で、株式ETF(上場投信)の購入枠が2倍に引き上げられたことにある。日銀...
