ブログ(会員限定) リチウムイオン電池に特需が発生中 PART2
日経の報道によると、トヨタは2019年中に中国で電気自動車の量産を検討中だという。中国版ZEV規制と呼ばれるNEV(新エネルギー車)規制が来年から導入されることに対応するのだろう。NEV規制の中身はまだ確定していないが、これまでのところ、来年は販売台数の8%以上をNEVにする必要があるという。では、それが達成できない場合、どの程度のペナルティを課せられるのだろうか。ZEV規制のある全米10州では、販売台数の10%以上をZEVにする必要があるのだが、それを達成できない場合、1台あたり50万円前後の罰金を払うか、達成できた他社から余剰クレジットを買う必要がある。中国でも米国と同程度か、それよりも若干少ないペナルティが予想される。この秋から米国でハイブリッド車がZEV認定を取り消されるため、トヨタやホンダは年間数百億円にのぼるペナルティを払う必要があると試算される。逆に、テスラは、年間2000億円前後ものクレジット販売が見込まれる。トヨタが中国での電気自動車の量産を急ぐのは、ZEV規制によるペナルティが中国でも拡大するのを防ぐと同時に、逆にこれをチャンスと見て、シェアが低迷する中国での販売シ...
