ブログ(会員限定) 3年ぶりのCGコードの改定と朝鮮戦争終結の思惑
今年は3年ぶりにコーポレートガバナンス・コード(企業統治指針、以下CGコード)が改定される。改定の目玉は株式持ち合いの縮小、社外取締役の増員、経営トップの選定理由の開示、相談役・顧問の報酬開示などである。これらが実際に実現するかはまだ不明だが、よほどの反対がない限り、来月にはほぼ当初案通りに改定が実現するだろう。上場企業の経営陣にとって、CGコードやスチュワードシップ・コード(責任ある機関投資家指針、以下SSコード)の改定は「目の上のたんこぶ」と言っていい。これまで株主を半ば無視して自由に経営することができたのに、どんどん株主の目を気にしなくてはならなくなるからだ。もちろん、この2つのコードの改定は日本株の上昇に大いに貢献している。そして、ほぼCGコードの改定とほぼ同時期に米朝首脳会談が開催される。以前も書いたが、この米朝首脳会談は朝鮮戦争を終結させる歴史的な会談になる可能性が意外に高いと私は見ている。会談時期は当初5月と言われていたものが、5月か6月に若干後ろ倒しされているところから見ても、米国側が大きな成果を狙っているのは間違いないだろう。というのも、11月の米中間選挙の日程を考慮...
